太ってきたけどどうすればいい?手軽にコレステロールを下げる食材5選

 近年は肥満・コレステロール値が高くなっている人が急増しています。

 理由は、単純にデスクワークが増えて体を動かす機会が減り、手軽にコンビニやスーパーなどで、菓子パン・高カロリーな弁当・ジュースなどが手に入る環境になったことが挙げられます。

 最近太ってしまった人は、この記事を読んで食事を少しずつ変えていきましょう!

前回の記事はこちら→「私ってツイてないな…」ツイてない人とツイてる人の明確な違いは、たった1つの考え方だった。

1 素焼きクルミ

 クルミは、食事に取り入れることで満腹感を得やすくします。

 クルミにはビタミンB群と亜鉛が豊富に含まれており、体の脂肪燃焼をサポートする栄養素の代表格です。

 さらに、不溶性食物繊維も含まれているため、お通じの改善・促進にも効果的です。

 クルミにはオメガ3脂肪酸という、良質な種類の脂質が含まれており、炎症の軽減・心血管の健康(筋肉痛軽減・血行)等の健康効果が期待できます。

 1日の摂取量は、約28g(7~10粒)が目安とされているため、食べすぎには注意が必要です。

2 素焼きナッツ類(アーモンド等)

 アーモンドは、クルミと同様に満腹感を得られやすい食材です。

 「アーモンドダイエット」というダイエット方法があり、健康的に痩せることを目的としたダイエット方法も確立されています。

 クルミと違う点は、アーモンドは一日25粒程度を摂取することができます。

 また、食事の1~2時間前に食べることで、食欲を抑えて、食べすぎを防ぐ効果があります。

 さらに、ナッツ自体にビタミンEと良質な脂質が含まれているため、美肌効果とアンチエイジング効果も期待できます。

ミックスナッツ(20~30粒)を摂取することで、アーモンド以外にも、似た栄養素と様々種類のナッツの味を楽しみながらダイエットに臨むのもいいですね。

3 野菜(特にキノコ類)

 ダイエットといえばお馴染みの、野菜です。

 野菜は、ほとんどの種類に脂質が含まれておらず、食物繊維が豊富で満腹感を得やすく、食事全体のカロリーをおさえることができます。

 また、野菜にはダイエットにおいて必須栄養素の、ビタミンB群・イソチオシアネート・カリウム・ミネラルが豊富に含まれていることから非常に重要となっています。

 野菜が健康にいいからと、野菜だけを食べて、栄養素が偏ってしまうと健康に害があるので、「野菜とタンパク質中心」を心がけて食事することをお勧めします。

 注意しなければならないのは、サラダに大量のドレッシングをかけること・野菜スープに塩分を大量に入れることです。

4 大豆

 大豆も野菜に含まれますが、大豆の効果について別記します。

 大豆にはビタミンB1が多くふくまれており、これは脂質や糖質の代謝を促進させ、基礎代謝を向上させる効果があります。

 基礎代謝が上がると、脂肪燃焼に大きな効果があり、太りにくい体質を作ることができます。

 また、大豆は良質なたんぱく質が豊富に含まれているため、筋肉の維持や成長を促し、基礎代謝の維持に貢献されます。

 食物繊維も豊富に含まれているためお通じを改善させ、浮腫まない体にもなります。

 大豆は栄養評価は高いですが、高カロリーなので食べすぎには注意しましょう。

5 アボカド

 アボカドには、オレイン酸という脂肪を分解・燃焼する効果が期待される栄養素が含まれています。

 動物性の食材に含まれた脂質を摂取するよりも、アボカドに含まれた良質でダイエット向きな脂質を摂取することで、いち早く目標の体形に近づくことができます。

 また、アボカドは血糖値の上昇を緩やかにし、脂肪をため込みいくい体を作ることができます。

 しかし、アボカドには良質とはいえ、ほかの野菜と比べて脂質が多いため食べるタイミングはエネルギーとして消費されやすい朝や昼がおすすめです。

6 まとめ

 いずれも、低糖質で良質な脂質が含まれたものを紹介しました。

 ダイエットだからと、無理に炭水化物や脂質を減らしてしまうと、肌や髪の毛につやがなくなり、最悪の場合抜け毛になってしまうので、バランスの良い食事を考えましょう。

 また、無理なダイエット生活はストレスを貯め、一気食いに発展しリバウンドの恐れもあるので、気持ちに無理のない範囲で痩せていきましょう!