その熱中症対策は本当に合ってる?陥りやすい間違った熱中症対策に注意!

 例年と比べ気温が上がっている影響から、熱中症患者が増え、救急搬送される数も増えています。

 そこで、熱中症対策が必須となってきますが、皆さんが思い浮かべている熱中症対策や、今行っている対策は本当に効果的なのでしょうか?

 熱中症対策について改めて見直してみましょう。

前回の記事はこちら→気を付けて!「カット野菜には栄養素はない!?」カット野菜を無理して食べなくていい理由

1 熱中症対策には「日傘」が最適

 日傘を使うと、頭部の温度がぐんと下がります。

 日傘を使用してない時は、「55℃前後」と言われており、日傘を使用するとなんと「40℃前後」まで下がり15℃の差が頭部だけで起きるのです。

 日傘は女性が紫外線対策として使用しているイメージが強いのですが、最近では男性用の折り畳み傘にも日傘機能が組み込まれている商品が発売されているので、これを機にチェックしてみてください。

下記画像の男性用折り畳み日傘→https://amzn.to/4522Ax2

2 塩分タブレットは水分と一緒に取る

 よく見かける、塩分の含まれたタブレットは単体だと効果が薄いです。

 なぜなら、塩分や栄養は主に小腸で吸収されますが、吸収の際に水分と一緒に体内に取り込まれるからです。

 ですから、塩分タブレット1個に対して、コップ一杯の水分を摂取すると、熱中症対策にとても効果的となります。

私の会社に色々な塩分タブレットが置かれているのですが、これが一番おいしかったです。

3 注意!ハンディファンは熱中症対策に向いてない

 ハンディファンは、汗を乾かします。

 体の機能として熱い場合「発汗→体温を下げる」仕組みですが、ハンディファンを使うと体温が下がりきる前に汗を乾かしてしまうので、余計に汗をかいてしまい、体内の水分が奪われてしまうのです。

 また、外気温が35℃以上だと、温風を当て続けることになるため、体内の温度が徐々に上昇し、体を循環している血液の温度も上がってしまうため、体内に熱がこもりやすくなるのです。

35℃以下なら効果的です。小さな子供に使う場合は注意が必要ですね。

4 冷却シートやジェルシートは体感温度を下げるだけ

 冷却シートやジェルシートは、体感温度を下げることはできますが、体温は下げられません。

 ですから、氷のうや氷を首元や脇、足の付け根等、太い血管が通っている場所に当てると体温が下がります。

 体内の血液が冷えて、その血液が体内を循環させるのでとても効果的です。

 冷却シートやジェルシートはあくまでも、熱中症対策の補助として使用するのが良いでしょう。

体の表面ではなく、体内の血液を冷ますのが効果的なんですね。

5 まとめ

熱中症は誰でも身近に起こりえることです。

 熱中症になると、脳機能の障害が残る場合があり、非常に危険な病気なので侮れません。

 対策をすることで、しっかりと防ぐことができるので、自分だけでなく、身近な人にも熱中症の危険性や対策を広めて暑い夏を快適に過ごしていきましょう。

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